昨年、初めて本ブログに掲載した「20年間続くパワーハラスメント(甲南大学)」シリーズですが、最近新しい展開があったので、本来は春に掲載予定であった記事を(4)として、また最近の報告を(5)として順次掲載していきたいと思います。
甲南大学が、K教授のパワハラを容認していると言える根拠(経過)
- 1999年、現K教授、甲南大学の非常勤講師として勤務開始
- 2002年1月准教授(当時の名は助教授)に内定
内定をもらった途端から現K教授は豹変し、一緒に働いていた同僚である他の非常勤講師等に対するハラスメントがスタート、非常勤講師が学校に相談。にも関わらず、2002年4月予定通り准教授へ昇格
- 2007年耐え兼ねた非常勤講師6人が「非常勤講師組合」に助けを求める。しかし、その後もパワハラ事案は後を絶たず。学校の調査でハラスメントがあったと結論。にも関わらず、2011年4月准教授→教授に昇格
- 2015年、K教授の長年によるパワハラが原因でうつ病を発症した非常勤講師が労働基準監督署に労災を申請、学校にパワハラ調査を申し立てる→残念ながら、うつ病の原因が必ずしもパワハラとは認められず。
- 2016年別の非常勤講師がパワハラ民事訴訟を起こす。
- 2019年パワハラ裁判でK教授敗訴。
にも関わらず、2021年K教授は所属長に昇格
⇒ 2007年と2016年の事案で、ハラスメントがあったと認定されたにも関わらず、処分はいつも最も軽い「厳重注意」のみ。「厳重注意」っていうのは、普通遅刻を何回か繰り返す社員に下すような処分。これじゃ、学校がK教授を擁護しているにしか見えなくないでしょうか?つまり、パワハラしても良いですよ~と言っているのと同じじゃないでしょうか?
- そして2022年、新たなパワハラ事件が起きた!
大学側がK教授を野放しにしているので、パワハラは決して止まない。K教授は相変わらず、非常勤講師に威圧的な態度を取っている。そもそも「ハラスメント」という概念すら眼中にないので、反省は不可能に近い。2020年にも、一人の非常勤講師が学校側に訴え、「再発防止を約束する」という書面をもって和解した。しかし、2022年新たなパワハラ事件が発生。その内容がまた「非常勤の声」に載った。一体何度目?パワハラという認識すらないので、これからもずっと続くこと間違いなし。大学側は、どこまで野放しにするつもりなんでしょう?
多くの非常勤講師を苦しめ、大学側の名誉を著しく傷つけたにも関わらず、未だ反省の欠片もないK教授に、今度こそ適正な処分が下られることを願っている。