神戸大学の例(2012年8月)
退学促すメール後に自殺、神戸大教授懲戒
神戸大は20日、中国籍の男性留学生(20歳代)の退学を促すメールを留学生の親類に送信する等、不適切な指導を行ったとして、大学院海事科学研究科の男性教授(60歳代)を停職14日の懲戒処分とした.留学生はメールが送られた1週間後に自殺.大学側は「自殺との直接の因果関係は認められないが、メールが原因の一つとなった可能性はある」としている.
発表では、教授は2010年10月から留学生を指導していたが、日本語能力等の適性を欠いているとして、昨年11月29日、留学生を推薦した同科修了生でいとこの男性(30歳代)に、退学させるよう促すメールを送り、推薦したことへの謝罪も求めた.教授から事前にメール送信を告知された留学生は、「送らないで欲しい」と頼んでおり、同日教授からメールの送信画面を見せられるとショックを受けた様子だったという.その後、留学生は研究室に姿を見せなくなり、昨年12月6日、神戸市東灘区の雑居ビルから飛び降り自殺した.自宅のパソコンに教授宛ての遺書とみられる文書が残され、研究環境への不満等が書かれていた.
(本事例は、アカデミックハラスメントをなくすネットワーク http://www.naah.jpからの情報提供を受けています)
学内調査の詳細は発表されていないようであるが、いかにも軽い処分と言う気がします。皆様の感想はいかがでしょうか?