高市政権発足により文科大臣が変わったこともあり、再度文書を作成し、文科相に送付しました。11月5日発送しましたので、もう着いていると思われます。

以下送付文書です:
通知書(引き続きの対応の要請)
松本洋平文部科学省大臣 殿
前略 私は、神戸市東灘区にある私立甲南大学(学校法人甲南学園が設置)に通学していた●●の母〇〇の代理人をつとめる弁護士です。
平成30年3月、当時甲南大学一回生であった●●が所属していた同大学の〇〇部の部長及び前年度の部長が、●●が〇〇部において出店した学園祭の模擬店で売上金を横領した等という事実無根の名誉棄損情報を流し、根拠なく強制退部としました。この名誉毀損情報は、学内の数多くの文化部、文化部に所属する学生、さらには他の学生のほか、他大学の団体にも拡散し、●●は、多数の見知らぬ他者からの心無い中傷を口頭やSNSで受け、本人にとって大切な「信頼」という財産をぶち壊され、将来の社会的生命を絶つ取り返しのつかない事態を招きました。甲南大学は、当時、●●本人から相談を受けていたにも関わらず、適切な名誉回復措置をとらず、さらには、●●が当該名誉毀損情報の拡散がハラスメントであると申立をしたにも関わらず、大学のキャンパス・ハラスメント委員会はこれに該当しないと誤った判断をしたこと等から、●●は、平成30年10月に、抗議の自死に至りました。
【要望の趣旨】
令和4年3月14日付で、御省から当職宛に「大学に対し、御遺族に対して丁寧に説明することなど、真摯に対応するように要請しております。こちらの要請に対して、大学からは、丁寧に対応していくとの回答をいただいております」とのご連絡をいただいており、令和7年9月22日付で御省の文書においても、大学から説明を受け遺族に丁寧な対応を行うよう改めて要請したとありますが、本日現在、未だに大学側からは、何の連絡もありません。
- ●及び〇〇に対し、大学が真摯に事実関係を調査の上、謝罪するよう指導をしていただきたく改めて要請します。なお、この件について、母〇〇からのコメントがありますので、添付します(●●を被害学生と表記しております)。
※本要請に対する文部科学省についてなされた対応や文科省の考えを、本書到達後2週間以内に書面でご回答下さい。
